2017.7 – Idea vol.1

熊平 美香 (Mika Kumahira株式会社エイテッククマヒラ 代表取締役)

ハーバード大学経営大学院修士課程修了。1985年 株式会社熊平製作所入社。新規事業開発に従事。日本マクドナルド創業者藤田田氏と共に新規事業開発に取り組んだ後、株式会社エイテッククマヒラを設立し、企業変革推進およびリーダーシップ開発のコンサルテーションを行う。現在は活動を広げ、昭和女子大学キャリアカレッジ学院長としてダイバーシティ・働き方改革を推進。一般財団法人クマヒラセキュリティ財団では幼稚園・小学校向けにピースフルスクールプログラムを展開。昨年には一般社団法人21世紀学び研究所を立ち上げ、教育のエコシステムを企業と共に創る活動を開始。Teach For Japan 、Learning For All、Ashoka JapanなどNPO活動にも参画。

髙津 克幸 (Katsuyuki Takatsu:株式会社にんべん 代表取締役社長)

1970年、東京都生まれ。創業元禄12年(1699年)、江戸時代から続く鰹節専門店13代当主。青山学院大学を卒業後、株式会社高島屋勤務、1996年株式会社にんべん入社、2009年より現職。2010年、日本橋室町東地区再開発計画を機にコレド室町1階にだしのコミュニティとしてだしを楽しむBAR「日本橋だし場」を開業。鰹節やだし・うま味の可能性を広げる為に本枯鰹節を軸にした事業に取り組んでいる。食育を通じた和食やだしの啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。日本鰹節協会会長理事、全国削節工業協会副会長、日本料理アカデミー東京運営委員会副委員長、日本橋室町二丁目町会副会長。

宮下 直己 (Naoki Miyashita:株式会社アクセルスペース 創業者・取締役)

1978年長野県生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻博士課程修了。工学博士(宇宙工学)。在学中、超小型衛星CUTE-Iを学生手作りで開発し世界初の成功を納める。その後もCute-1.7 + APDの開発・打ち上げを経て、2008年にアクセルスペースを起業し現職。現在、日本橋のベンチャー企業として、超小型衛星の開発・製造・運用・AIを用いた衛星画像データ解析までワンストップでソリューションを提供している。プライベートでは、茶の湯を嗜み、宇宙と茶の融合を考えたり、日本の美しい文化を求めて日本全国を訪ねて歩いている。

TEDxNihonbashi Salon vol.1  アフターインタビュー

Salon vol.1に登壇されたスピーカーの皆様へ、インタビューを敢行致しました!

登壇に至った経緯や、準備をする上で大変だったことなど、トークだけでは知ることができない裏側のお話をお届けします。

スピーカー#1 熊平 美香さん

【熊平 美香さんのTEDxNihonbashiSalon vol.1のトークはこちら!】

Q1:今回登壇を決意した一番の理由を教えていただけますか。

元々よくTEDを見ていたので、TED自体はよく知っていました。サイトにまとめられている人気トークTOP20も全てチェックしています。また日々の忙しい毎日の中で、情熱的なトークの数々に励まされ支えられていると思うことも沢山あります。
特に私のお気に入りのトークはケン・ロビンソンの「学校教育は想像を殺してしまっている」、サイモン・シネックの「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」です。自分が悩んだ時や考え方に自信をなくしてしまった時、お気に入りのトークを見返すことで元気を回復する、そんな風にTEDと向き合ってきました。
そんなか、まさか自分に登壇のオファーが来るとは、と最初は驚いたのですが、いつも自分が元気をもらっているTEDだったからこそ「今度は自分が」と思い登壇を決意しました。

Q2:準備をする上で心がけたことや大変だったことがあれば是非教えてください。

全てが大変でしたね。アイディアを伝えることがいかに難しいかを改めて痛感しました。日常考えていることを人にわかりやすく伝える難しさ、トークをする上でフォーマットや時間が決まっている「決まり」の難しさもありました。
自分が扱う「認知」というテーマをわかりやすく伝えるために「具体例」をチョイスすることになったのですが、そこも難しかったですね。最後は家族のフォローもあって乗り切れたと思っています。

Q3:かなり大変そうですね。ちなみにもし何か別の機会でオファーがあった際は登壇されますか?

もちろん間違いなくやります!実際にやってみると気がつくポイントがあり、実は「ここをもう少しこうしておけば!」と改めて思うこともあるんです。もう一度チャレンジしたいですね!

Q4:イベントにでてみて、何か心境に変化はありましたか?

自分の勉強のためにも登壇したTEDxでしたが、出た後は沢山の反省点を見つけた、というのが正直なところです。大変なことも多かったのですが、リスクをとってかけがえのない学びの機会を得られたと強く感じています。
これまでいろんなビジネスをしてきましたが、「表に立って伝える」ということをする機会はあまりありませんでした。なので今回は自分に取っても新しいチャレンジになってすごく嬉しいです。

Q5:最後にこのフェイスブックを見ている方々へ一言お願いします。

youtubeなど映像で見るトークよりも、リアルで見るトークは何倍も楽しいですよ!是非機会があればTEDxNihonbashiのイベント自体に来て欲しいです。その場に「足を運ぶ」というのはとても大切だと思っています。スマホの普及やネット社会の発達で、私たちは一方通行の情報に触れる機会には恵まれています。けれど、イベントや新しい人との出会いを通して新鮮な情報に触れることで、自分自身に変化を起こすこともできます。一方的に情報を受け取るだけでなく、自分で足を運んだり、人に伝えたり、積極的に関わっていくことは絶対に大切にして欲しいです。そういったことを実践するためにもTEDxNihonbashiはとてもいい機会だと思うので是非参加してください。私も今度はスピーカーとしてではなく、オーディエンスやいろんな立場でイベントに参加したいなと感じています。

スピーカー#2 髙津 克幸さん

【髙津 克幸さんのTEDxNihonbashiSalon vol.1のトークはこちら!】

Q1:今回登壇を決意した一番の理由を教えていただけますか。

嬉しいことに日本橋に関連したイベントにはお声掛けいただく機会が多いんです。そして個人的に「お願いされたことは断らない」というスタンスをもっていますので、迷いなくOKいたしました。

Q2:準備をする上で心がけたことや大変だったことがあれば是非教えてください。

準備はとても大変でした。どうすれば他人に考えていることをわかりやすく伝えることができるのか?15分以内にまとめるにはどうしたらいい?ずっと考えていましたね。限られた時間でしたがスピーカーチームの皆さんと何度もコミュニケーションをとりまとめていきました。

Q3:イベントに出てみて、何か心境に変化はありましたか?

大きな心境の変化はないのですが、周りの方々から「見ましたよ!」と言われることが多くてとても嬉しかったです。友人や会社内の人からも言われましたね。当日はとても緊張しましたが、多くの方が楽しそうに笑ってくれている姿を見て、会場全体の一体感を感じることができました。

Q4:最後にこのフェイスブックを見ている方々へ一言お願いします。

これから徐々に本番にむかっていくTEDxNihonbashi、一度ぜひ見に来ていただきたいです。さらに広がるアイディアは是非とも日本橋から広げていってほしいと心から思います。伝えるべきアイディアは熱意を持って話せば必ず伝わります。

スピーカー#3 宮下 直己さん

【宮下 直己さんのTEDxNihonbashiSalon vol.1のトークはこちら!】

Q1:今回登壇を決意した一番の理由を教えていただけますか。

2017年4月に会社が日本橋に引っ越してきたことが、日本橋とつながる最初のご縁となりました。もともと私自身が「和」が好きで、「日本橋にご縁もあり、和も好んでいて、、、宮下さんぜひ!」とお声掛けをいただきました。とてもうれしかったです。

Q2:準備をする上で心がけたことや大変だったことがあれば是非教えてください。

私の会社は「宇宙ベンチャー」と表するのが最も適しています。話したいテーマでもあった「和」と「宇宙」はかけ離れた内容であり、それをどのように結び付けていくか考えるのが難しかったですね。また企業のPRにならないよう配慮することも心がけました。日頃働いている日本橋、この場所は江戸時代の「最先端」を走っていた、という歴史を知る機会があり、そのキーワードを宇宙とつなぎ街としての面白さを伝えたい!その思いを軸として持ち準備に携わっていました。

Q3:イベントにでてみて、何か心境に変化はありましたか?

運営スタッフの皆さんのホスピタリティにとても感動しました。スタッフ、スピーカー、そして来場しているお客様全員で一体となってイベントを作り上げているのだ、と肌で感じることができました。
またトークを通じて「自分の会社のコンセプトはとても良いな」と心から思うことができたんです。『地球を毎日見る』これが私の会社のコンセプトなのですが、他のスピーカーの方からも温かいコメントをいただけたり、自分の事業がトークを通していつもとは違う視点で見ることができたのはとても貴重な経験となりました。

Q4:最後にこのフェイスブックを見ている方々へ一言お願いします。

一体感と温かみ溢れるこのイベントにぜひ一度お越しいただきたいです。日本橋という街の温かさも感じることができると思います。昨今はAIや効率化、最適化を強く追及している時代であり、その環境だからこそ日本の文化ならではの丁寧さを再認識できると思うのです。「和」の文化に既に嗜んでいる人も、興味を持ち始めた人も、いろんな人にとにかく来てほしいと心から思います。